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北海道で働く女性獣医師の動物病院経営ブログ

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しばれ犬注意報

まさに今が1年で一番寒い時期、と言う事に異存はございません。
連日の最低気温はー20度にせまり、最高気温はー8度までしか上がりません(泣)。
 寒いのが大嫌いな私は、早くこの時期が過ぎてしまえばいいと、毎日じっと我慢して過ごしています。

毎年の事なのですが、しばれ犬が発生するのもこの時期です。
 
ここんとこ毎週、低体温で動けなくなった老犬が飼い主に連れられてやって来ます。
若くて元気が良いうちなら、たとえ-20度に冷え込んだ朝でも、吹雪の夜でも平気なのが犬ですが、さすがに15歳を越える老犬になると寒さがこたえます。
朝、外の犬小屋のなかで息も絶え絶えで、倒れて動けなくなっているのを発見されます。
診察室で検温すると、体温計で測れないくらい冷たくなっていて、(普通は32度以上から測定可能です)
最初は意識ももうろうとして、手足も硬直し立てない状態ですが、
湯たんぽでじわじわと暖め、温かい点滴を開始してしばらくすると少しづつ動けるようになり、よっぽどの持病がない限り、2~3日で平熱まで回復し食欲も出て元気になって来ます。
そして飼い主様には、今年からは冬の間は暖房のある場所で飼うようにお願いします。

「それは悪かったね。家の中に入れてあげようね。」とか、
「玄関フードの中でストーブ付けてやるね。」とか、御老犬を大事にしている感じが伝わってきてホッとします。 

長生きしてくれている犬は、それだけで家族にとって価値がありますよね。
寒さ対策してあげて、もっと長生きして欲しいです。
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