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北海道で働く女性獣医師の動物病院経営ブログ

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こんな困ったちゃん(犬)

こんなことを書いてはなんざんすが、診察に連れて来られる犬を見ていると家ではどんな飼い方をしているのか、どんなシツケをしているのか思いやられることがあります。

もちろん犬自身のもって生まれた性格もありますが、飼い主さんの家族構成や性格などは、犬の性格形成やお行儀の良し悪しに大きな影響があります。


1) 何かの理由で預かった時に、ゲージにいれたとたん爪がはがれるほど暴れ、自分の要求(ゲージから出してダッコ)が通るまで吠え続ける犬。
夕方お迎えに来る頃には声はかすれ、はがれた爪やゲージを咬んだ口から血が吹き出していて、とても気まずいの。
このようなお宅では犬の要求が最優先に叶えられるので、人間がそれを無視すると犬がパニックを起こしてしまうんでしょうねえ。(困ったもんだ)

2) 御主人が一緒の時はとても良い子で診察させるのに、奥様が連れて来た時は歯をむき出して悪魔に変身する犬。
私は力任せに押さえ付けて診察するのは嫌いで、できるだけ友好的に動物たちと向き合いたい方針なので、動物にもなるべくストレスの少ない状態で診察に臨みたいのです。
ですからそんな時は忙しいとは知りつつも
「是非御主人も一緒に来て下さいねえ。」とお願いします。
御主人だけが自分のリーダーで奥様や他の家族は下っ端または家来、他人は全部敵なんでしょう。子犬の頃の人付き合いのしかたがまずかったのね。(困ったもんだ)

3) いっしょについて来た幼い(人間の)子供が、器具に触ったり、診察中の会話に口を挟んだり、奇声を発したり、傍若無人な行動をする事があります。
言っちゃなんだけど連れて来た犬も同じ行動してますよ。
子供も犬も同じで、シツケがなってないです!! 
それにいざ病院へきてから子供にゲンコツなんてしないで欲しいわ。ぎゃーぎゃー泣いてさらにうるさい!!犬の吠える声なら我慢するけど、子供のシツケは家でやってくれって。
そんな時は心の中で舌打ちしたくなります。(困ったもんだ)

こう書いてみると困ったちゃんは犬ではなく、人間のほうかもねえ。
自分の愛する犬が(または子供が)、お行儀が良くて他の人にも愛される犬に(または人間に)なってもらうためにも大人よ!がんばれ。
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