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北海道で働く女性獣医師の動物病院経営ブログ

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中学生の職場訪問

毎年、今くらいの時期です。
 美幌北中学校の2年生の生徒たちが、職場訪問の授業で美幌動物病院を訪れました。
女子6名、男子1名。

約束の2時ぴったりに、自転車に乗って到着しました。

人生で、一番恥ずかしがりの年代の子たちです。
初めて訪れた場所で、緊張してると思ったので、
ほぐしてあげようと、色々話しかけてみたのですが、
何を聞いても、うつむいて周りの同級生の反応を覗うばかり。

仕方がないので、手を挙げてもらいました。
「将来、獣医さんになりたい人!?」
「・・・」  誰も手をあげない。
「じゃあ、動物の看護士さんになりたい人は?」
2~3人の子供たちが手をあげました。男子も(笑)。
 今や、獣医師よりも動物看護士の方が人気あるのね(笑)!

授業なので、生徒たちから、事前に7~8の質問事項を受け取っていました。
一番いい質問だったのは?
「この仕事ができるのは、どんな人ですか?」
ね、いい質問でしょ?!
それは・・・汚い(と思われている)作業を苦もなくできる人です。

交通事故で目玉が飛び出し、口から血を流した犬が来た時、
全身の皮膚病でドロドロ悪臭のする犬にウジがわいて来た時、
ウイルスに感染して、全身が下痢と嘔吐にまみれた猫が来たとき、
誰でも、ひと目見て「うわ」と思いますが、
次に「可哀そうだから何とかしてあげたい」と思うか、 「気持ち悪いし、さわるの無理」
と思うかが分かれ目です。
動物や飼い主の立場に立って、痛いだろうか、苦しいだろうかと感じられる人。
実際に、その場になってみないと、自分はどちら側の人間か分からないかも知れません。

ただし、この「相手の気持ちに添えること」っていうのは、どんな仕事でも職業でも必要な能力だと思いませんか?
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1 Comments

mr.3 says...""
いつも楽しく拝読させて頂いてます。今日は、すばらしい職業倫理観だと思いコメントさせて貰いました。
2009.09.30 10:58 | URL | #79D/WHSg [edit]

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