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北海道で働く女性獣医師の動物病院経営ブログ

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エリちゃんの経過

尿道に腫瘍ができてしまったラブラドールのエリちゃん。
色々相談した結果、手術もしない、抗がん剤も使わずに行くことになりました。

膀胱に直接管を入れて、お腹に出した管の先から尿を出すようにして以来、とても元気。ご主人がお手製で、尿を受け止める紙オムツを固定するための、ベルト付き腹帯を作って、それがアーミーっぽくてカッコいいの。
今は抗生剤と痛み止めの飲み薬で経過中です。
動物も人間も年齢を重ねてくると、必ずどこかに病気や不具合が出てくるのは仕方のないことです。
人間より寿命の短い動物は、人間より先に年を取り、先に死んでしまいますが、それらを受け止めて、少しでも長く楽しい余生を送らせてあげたい。
飼い主さんによってそれぞれですが、基本的にはみなさんそう考えていらっしゃる方が多いと思います。
獣医師として(と言うよりも、個人的な考えですが)病気と闘うばかりが治療ではないと思うんです。病気と寄り添ってあげるのも大切なことではないかと思ってます。
皆さんはいかがでしょうか。
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2 Comments

平川武史 says...""
前回の4番の治療法ですね。「病気と寄り添いながら治療する」ということですが、やはり手術や抗がん剤で積極的に治療するよりも余命は短くなってしまうのでしょうか?“1日でも長生きするための治療”と“なるべく痛みや苦しみを感じさせない治療”をできるだけ両立させることが重要なんだなと感じました。また、単に「長生きさせる」ことだけでは不十分なケースもあるのではないかと考えました。ガン治療そのものは手術などで成功しても、治療後寝たきりになってしまったりした場合、元気な時を知っている飼い主にしてみると、生きてい
2008.11.16 01:18 | URL | #79D/WHSg [edit]
こうら says...""
動物の治療は看護する飼い主様があってのものですから、いくら時代の最先端で最高の治療であっても、飼い主様がそれを望まないのであれば、意味がありません。獣医師の仕事は動物の病状を正確に伝え、治療の選択肢を提示して、その中からできる事を一緒に考え進めていくことです。動物を大切に思う飼い主さんと向き合うのは大変なことも多いのですが、やりがいもあります。
2008.11.18 14:01 | URL | #79D/WHSg [edit]

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