北海道で働く女性獣医師の動物病院経営ブログ

0

自然がいいの?

お盆を過ぎると、秋が近づいて来るのが肌を通して分かります。


このところ、子宮蓄膿症の患者が頻発してて…
全身状態が悪い中で、手術を決断しなければならない犬たちが続きます。

子宮の炎症は、子宮内部だけにとどまらず、
腹膜炎
敗血症
多臓器不全

全身状態が悪い場合には、一度は内科療法を試みますが…
効果は一時的か、または無効…

飼い主様が手術の決断をできず、
ぐずぐず様子見ている間に、状況はさらに悪化し、
ほんの4~5日の間に、麻酔して手術にかける可能性さえ失う事があります。


獣医師になって20年以上。
「犬も猫も繁殖させないなら、若いうちに避妊手術、去勢手術しましょう!」
と啓蒙してきた私ですが、

「病気でもないのに避妊手術するのは可哀そう。
自然のままで良い。」
とおっしゃる方がいます。

それなら動物を飼わずに、自然のままにして下さい。
犬も猫も子供いっぱい産んで、いっぱい死んで、
繁殖年齢終わるころ(7~8歳)、自分も若くして死にます。

それが嫌なら
動物を飼うなら
ならなくて良い病気は、きちんと予防してあげて下さい。



該当の記事は見つかりませんでした。