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北海道で働く女性獣医師の動物病院経営ブログ

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血管の腫瘍2

前回の続きです。
友人から
「血管の腫瘍の犬はどうなったの? 続きが聞きたい。」
と、わざわざ電話もらいました。
 いつも読んでいただいてありがとうございます。

 病理の結果が来て、実はかなり腰の引けた説明をしました。
曰く、腫瘍切除のために、足を切断してもしなくても余命は変わらないし、
曰く、17歳なので普通に麻酔してもリスクが高いし、
曰く、年取ってから3本足になると体の負担が大きい可能性も・・・
なので、手術はあまり勧められないのですが・・・
 飼い主さんの母娘は、大変明るく前向きな性格の方たちで、
「元気な今のうちだったら、手術にも耐えらるんでないかい。それに出血の心配がなくなった方が安心なんだよね。」
「それに最近、腫瘍の割れたところが腐った変な臭いがしてきて、可哀そうだしね。」
 飼い主さんの熱意に押される形で、手術に踏み切ることになりました。
確かに自壊創から化膿臭がするようになってきてはいたのです。

 昨日アース動物病院で、左前足の肩から腫瘍ごと切断する手術を行いました。
手術中の状態は安定し、麻酔からの覚醒も良く、今のところ順調です。
今朝、出勤前に見に行ったら、「3本足じゃ立てないしょ~」困った顔で見上げられました。
「頑張れ、コロ!」

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