北海道で働く女性獣医師の動物病院経営ブログ

0

スタッフ教育 キャリア編 院内ライセンス動物栄養士

人間の看護師さんの勉強へのモチベーションは、すごい人はすごい。


マネしたいと思ったのが、資格取得です。


動物看護師が取得できる資格は、
動物看護職協会のおこなう栄養指導1級、2級とパピー指導の資格です。



長年勤務する動物看護師が、これを取りたがるんですね。
ピン!ときました。


なにもお金をかけて東京まで試験を受けに行くことはない。
動物看護職協会のお墨付きなどいらない。
うちで作ってしまえば良いんだ!


こうして2年前に、院内ライセンスの仕組みを作り
普段の仕事がほぼ出来るようになった職員が、受けられるようにしました。


看護師だけでなく、アシスタントもトリマーも。


そのために、フードメーカーにお願いして院内セミナーをしてもらったり
外部講師をお呼びしたり
活発に勉強会を開催するようになりました。


フードメーカーのセミナーなどは、嬉しいことにお昼の時間にお弁当付きなので(笑)
以前はお弁当の後居眠りする人がいたりしましたが、
今は、試験に合格して資格を取りたい人だけが参加するので
居眠りする人は皆無です。


モチベーション高く勉強していて、見ていて気持ちが良いです。
メーカーさんの講師の方からは、スタッフの熱心さを褒められるようになりました。


そして取得できる資格は
動物栄養士2級
です。


1級取るには、入院看護(=入院動物の栄養管理)を2年以上経験し
飼い主さんからのよくある質問集(自分たちで作った)
口頭試問に合格しなければなりません。

こうしてレベルの高い動物栄養士1級が出来上がります。


1級の人たちだけが、診察室で飼い主様に直接栄養指導ができます。
まだ3人しかいませんが、目指している人は多いのでこれからです。

1418371493867.jpg



0

スタッフ教育 キャリア編 試したけどダメだった方法

新人時代を過ぎたスタッフの教育として思い浮かぶのは、


外部のセミナーや、院内での勉強会です。


もちろんやりましたよ。


しかし、結局どちらもうまくいかなかったのです。
それなりの成果はあったけど、継続できなかったという意味です。


外部セミナーは、最初のうちは面白がって行きたがる人が多いのですが
帰ってきてから復命会をして、学んだことを報告させるようにしたら
面倒だから
という理由で行きたがらなくなりました…


病院から出張費貰ってたら、当然の事なんだけど…


院内セミナーを、院長や獣医師が率先して講師となって実施した時期がありましたが
スタッフの勤務年数がバラバラだと、問題意識や仕事のレベルが全く違うため
理解度や集中度などの温度差が大きく
獣医師の時間的な負担も大きく


そのうち実施されなくなりました。




そこで2年前から始めたのが院内ライセンスです。


これは人間の看護師が、
卒後教育の一環として色々な資格を取るために勉強していると聞き

それがヒントになりました。



サンデー寒そう…
DSC_1537.jpg


0

スタッフ教育 マニュアルは出来上がったその瞬間から鮮度が劣化していく

マニュアルを作るきっかけは、3年前の面談。


その当時の勤務獣医師から

「新人に教える時に、業務の基準がないので
教える人によってレベルがバラバラで、達成度に差が出る
のはまずい。」

という問題提起があったのがきっかけです。



統一したフォーマットだけは用意して
問題提起した獣医師を中心にして、どこにどのような業務基準書が必要なのか
自分たちで考えて作ってもらいました。



最初は内容のレベルのでこぼこが大きすぎて、かなり手直しが必要な
未熟なマニュアルが出来あがりましたが、
何度か経験するうちにだんだん上手になってきて、進歩してきました。


最初の目論見通り新人に教える際に、大きな威力を発揮するようになり、
一度教えただけではなかなか覚えられないことは、自分でマニュアルを確認してやり遂げるなど
達成度のレベルも高く、覚える期間も短く、
教える側の負担感がずいぶんと軽減されて
います。



マニュアルは出来上がったその瞬間から鮮度が劣化していくので
「生きのいいマニュアル」を維持するために、
年に2回、マニュアルプレゼン会議を時間を取って開催し改定&更新を続けています。



今後は、経験の長い職員にも作成に参加してもらい
新人研修以外にも威力を発揮できるような、業務基準書=マニュアルを作りたいと考えています。
目標は、すべての業務のマニュアルを作ってすべての業務の見える化をすることです。

DSC_0639.jpg


0

スタッフ教育 マニュアル作成


勤務年数が3年4年と進むにつれて、一通りの仕事が出来るようになると
目標を見失うことがあります



それを防ぐために


スタッフの勤務年数にあった目標を設定し、


責任ある仕事を任せていける仕組みを作り、


さらには獣医師以外が利益を生む仕組みを作る必要があります。


そのために当院で取り組んでいることは、たくさんあります。


一つはマニュアル作成です。
マニュアルというと、画一的とか決まりきったこととか、あまり良いイメージはありませんが
私の言うマニュアルとは、マニュアル=業務基準書です。


今のところは作成するのは、勤務年数の浅い職員たちです。


業務を覚えていく中で、覚えるのが大変だったことや、迷ったことなど
自分自身の問題意識の中から一つづつテーマを決めて、マニュアルを作成してもらい、
年に2回、全員の前でプレゼンしてもらうのです。


プレゼン作成は手馴れている獣医師が丁寧に指導するため
非常にレベルの高いものが出来上がります。


これは高卒、大卒関係ありません。


発表を終えた後の達成感にあふれ誇らし気な表情を毎回見させてもらっています。


今年はさらに進化させていきます。

DSC_0911.jpg

0

失敗を糧に成長できる人の条件

仕事で失敗し、上司や先輩に注意を受けたり、指導されたり、中には厳しく叱られたりすることがあります。



失敗しない人は、世の中に一人もいないし、
失敗するからこそ成長するというのは真実です。



しかし失敗した人すべてが成長するかというと、実はそうでもない



失敗後の態度には3つのタイプがあります。
(独断と偏見で書いてるので、気にしないで読み飛ばしてくださいね)


自分のせいじゃないタイプ
上司の方が間違っている。
フォローしてくれない周りが悪い。
飼い主が悪い。
あの時ああ言ったあいつが悪い。
会社のせい。社会情勢のせい。

厳しく注意を受けた後、病欠してしまうタイプ


・失敗しないように、責任を回避するタイプ
責任を問われるような立場にならないよう立ち回り、トラブルのにおいのするところには近寄らないタイプ

いつまでたっても人望がないのはこのタイプ



失敗を糧に成長するタイプ
なぜ失敗したか学び、工夫し、乗り越えていくことで成長するタイプ



私は新人研修の時、指導する先輩スタッフに
必ず失敗させろ!

伝えています。


鉄は熱いうちに打て

と申しますが、

失敗はなるべく若いうちに経験しておいた方が、立ち直りが早いように思います。


はしかも大人がかかると命取りになるからね。



これから社会に出るすべての新人さんに伝えたい


たくさん失敗しなさい


そして失敗を糧に成長してください



シドニーから車で1時間ほどにあるブルーマウンテン。
素敵なところでした。
IMG_1301.jpg


このカテゴリーに該当する記事はありません。